ここのところの猛暑日続きで、小千谷縮みなどの麻の着物が、ありがたい!!
汗はかくけれど、サラッとして、何しろ快適です。
結構問い合わせが多いので、おさらいしましょ・・・。
おうちで自分で洗う 「着物・浴衣の洗い方」
色々な、着物用の洗濯ネットが出てますが、それぞれ特徴が違いますが、僕が色々使い比べて、キレイになるのがコレ!(僕は、この洗濯ネットを使用してます。)
これは、ホントに優れモンで、他にも、セーターなどシワになると困るものを洗うのに便利!!(きもの楽庵 店頭で販売しております。)
中身はこんな感じの洗濯ネットになってます。
着物や浴衣を洗濯機で洗ったとしてもほとんど、シワにならない二重構造です。
それに、洗濯機で洗えるから、僕の場合など、帰宅して、着物を脱いだらすぐこのネットに入れて、洗濯開始!です。
腰を落ち着けちゃうと、動きたく無くなってしまうから・・・。
まずは、着物を脱いだら、簡単に畳んで、袖丈の長さで三つ折りか、四つ折りに!これは、その方の着物のサイズ=身丈によって異なりますので・・・。
僕は、本畳みにしますが、袖畳でもOKです。
そうしたら、このネットの下側に着物を入れて紐を結びます。
大体の方の標準の袖丈の長さの49cmだと、こんな感じにピッタリ収まっちゃうので「ちょうど良い!!」ちなみに、袖巾が広めの男の人でもほぼピッタリになるように計算されたサイズにもなっています。
さて、ここからが、このネットの最大の特徴である「シワにならない」仕組みが・・・、
チャックを閉めたら、後ろ側に半分に折って、ホックでパチンと閉じます!
これで、洗濯機で回しても、ぜ〜んぜ〜んシワにならない優れもん!!です。
後は、洗濯機におまかせ〜〜です。
マイルド洗い(手洗い、ソフト洗い、など、洗濯機で表示は異なるようですが・・・、いわゆる「手洗いコース」というもの)で、【洗濯5分】、【流水すすぎ2回】でSET!
ここでは、脱水を設定しないのがミソ…です。 で、スイッチオン!
約、15分くらいで洗濯終了しましたら、脱水なんですが、【30秒】で、充分!!です。
ちなみに、僕の洗濯機では、1分以下の設定が無いので、【1分】に設定して、
大元の電源をSwitch OFFにして、止めてしまいます。
ここが大事な所で、干して水が滴らない位までの脱水にすると、アイロンしなくてもシワがほとんど、出来ません!!
アイロン掛けなきゃならない…となると、洗濯がおっくうになるし、毎日、家に帰ってそんな事で来ませんから・・・。
それに、「小千谷」や「5−9きもの」のような、「柳流生地」の場合は、アイロンしたら、伸びちゃうので…、要注意!
というか、ノーアイロンで着られるように「柳流加工」にしてあるのですから・・・。
後は、「ネット」から取り出したら、そのまま、パンッパンッと叩いて、物干し竿か、着物ハンガーで干せばOK!
この時期なら、「室内干し」でも、朝までには乾いちゃいますし、外なら1〜2時間で、乾いてしまいます。
ちょっと、注意してほしいところは、浴衣などの場合は、出来るだけ、直射日光の当たらない風通しの良い外の方が…、良いです。陽射しの強い直射日光だと、色褪せする事がありますので…。
あと、どうしても、急ぐ場合は、室内干しでも、扇風機の風を当ててあげれば、すぐ乾きます!ので・・・。
こんなに簡単に「自分でサッパリ」洗えると、きもの着るのが楽しくなるはず!!
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