【楽庵 社長 ブログ】こんな事もさせて頂きます!

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【psychedelic kyusun_nagoya_obi】

なかなか、面白い帯が出来ました!!

先日、お客様がお持ちになられたヤール巾の洋反生地で、
帯を作りたいとのご要望で、出来上がったのがコレ!!

なかなか、サイケな感じが出ていて面白い帯になりました!

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最初持ち込まれた生地はサテン地の広幅なので、帯として締めた時に剥ぎ位置が見えないように考えながら「柄出し」を考えて・・・。

ただ、通常の帯芯ですと、表生地と帯芯が身離れしてしまうので、締めにくくなってしまいます。

そこで使うのが、【楽庵オリジナル】の帯芯!!

綿芯の片側に「真綿引き」のように綿をつけた帯芯ですので、生地のふわっとした雰囲気は残しながらも、「身離れしない」優れモンです。

昔なら、仕立て屋さんが、帯生地の裏に本当に真綿を引いて仕立ててくれたのですが、今、この「真綿引き」を上手にお手頃価格でやってくれる仕立て屋さんが少なくなり、作ってしまいました。

コレ、かなりいい感じで、数多くのお客さまが、染め帯の仕立て直しをお持ちに成るくらいです!!

つるっとした生地感で、この色鮮やかな感じは、「大島紬」や「結城紬」はモチロン、

無地感の「万筋の江戸小紋」や「西陣お召し」等にあわせても、面白そうです・・・。

出来上がり、喜んで頂ければウレシイのですが・・・。

さて、お客様の反応は?どうかしら??

【楽庵 社長 ブログ】こんな素敵な誂え・・・出来ます!

 

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すてきな『日和(ひより)下駄』でしょ・・・。
お客様の作られた西陣織の「チリ除コート」の残り裂で、
この方だけのお誂えをさせて頂きました。

花緒も爪革も、共裂です。

一見簡単そうに見えるけれど、
花緒は、花緒を作って頂く職人さんに、
爪革は、爪革の職人さんに。
そして、この三平下駄を作ってくれる下駄やさんに挿げて頂く・・・、
という三者が揃わないと出来ないシロモノ・・・です。

皆さん浅草の職人さんなのですが、高齢なため、先日は爪革の職人さんが体調崩してしまい、だいぶお待ち頂いたお客様も・・・。

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実は、この日和下駄(通称、三平=サンペイ) は、僕の琴線に触れる大好きな履き物です。
まず、名前からして「日和=ひより」っていい響き。
お天気次第で、普通の下駄としても、雨下駄としても・・・。

着物姿にとって、「お履きもの」はとても重要ですし、なにしろ、自分が男性だからか?下足にある「お履きもの」が素敵ですと、「どんな美しい方か?」と想像してしまうのです。

これは、僕の学生時代の同級生のお父様、浅草の「高橋慶造商店」高橋幸男社長の影響もあると思いますが・・・。
僕に「履き物哲学」を叩き込んでくれた恩師です。
会社にお伺いして、1階の工場で、由貴子さん、英明さん(僕の同級生)と話してて、
少しでも声が聞こえると、2階の社長室に呼ばれ、毎回のように1時間くらいの履物講義(お説教??)が・・・。

「君たち、呉服屋さんは高い着物を売っているわりには、店に小物の在庫が少なく、
ましてや、履き物といったら見られたもんじゃない・・・〜〜〜。
着物や帯と、小物・履き物のバランスって、考えてるか??
高級な服を着て、足元はイミテーションのビニール(この社長さんは、合皮をあえて、ビニールと表現されます。)を履くか?
どこの問屋でも扱っているKの特売品などを、安いから・・・と勧めて・・・〜〜〜云々。」と1時間程のお説教タイム。
(正直、このころは、僕も若かって「また捕まるかも・・・。」と恐れていたのですが、
そんなこちらを知ってか知らずか・・・、いつも「履き物哲学」を講義頂きました。
親の言葉じゃないですが、これが後になって、凄く効いて来るんですよね。)

今や、僕は、メーカーさんやArecoleの細野さんにも、足フェチ(履物フェチ)と言われるくらいに・・・。

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このフォルムが、何しろ美しい!
まずは、下駄は「二枚歯」に限る!(あえて、断言しちゃいます。)
洋靴のヒールと同じで、女性を美しく見せる。
この薄歯が、とても小粋で、爪革を外せば普通の下駄としても美しい。
浴衣で履いても、すごく素敵!!です。

一見、か弱そうに見えますが、その歯に埋め込まれた硬質ゴムが、しっかりと足元をグリップする。

そうなんです。このゴムが「三平式」といって、神戸でこの日和下駄の為に専門にゴムが作られていたのです。
でも、この「三平ゴム」も「阪神大震災」で、廃業してしまったそうで、今、残っている在庫が無くなると作れなくなってしまうらしい・・・。

事実、僕も、この「日和下駄」が好きで昔はだいぶとお客さまに購入頂いていたのですが、ほとんど、見かけなくなり、最近まで5〜6年探していたのです。

そしたら、昨年、「足フェチ」仲間の「菊ちゃん」が、浅草で三平ゴムが倉庫に眠ってる所を見つけて来てくれて・・・。

この日和下駄を作られたお客様は皆さん口を揃えて、
「雨の日の着物を着るのが、楽しみになったわ。」と・・・。

お誂えの履き物も沢山、扱ってますので「履き物談義」しに来て下さい!!

 

【楽庵 社長 ブログ】呉服屋…という仕事…。

IMG_0901別に頂き物したから言うわけでなく・・・です。

過日、突然にK様から、頂戴物をしました。

そして、午後には郵便で、直筆の巻き紙のお手紙まで・・・。

(さすが、茶道を長くされ、ご主人様が事業をされている奥様の奥の深さを、まざまざと感じさせられた思いです。)

決して、自慢ではなく…、身の引き締まる思いがした物で、書かせて頂きました。

僕の実家は、木場の材木屋の末っ子だった僕の母が、

一度途絶えてしまっていた実兄の「伊勢 松坂」の呉服屋を、再興したいと母が42歳の時に興した呉服屋です。

次男で腕白だった僕は、「呉服屋を継ぐという気持ち」など全くなく育ったのですが、母親が良く言っていた言葉は、当然のように耳に入るわけで・・・。

「呉服屋は、玄関から入り客間にあげて頂き商売させて頂くの。」

「それだけ、信用されている仕事だからこそ、責任も重大なの。」と・・・。

母のその時の年齢は、とうに超えている今、そうした自分に成れているのかを

改めて自分に問うきっかけの頂き物の気がして・・・。

日本文化・・・どうのこうのと言える自分では無いけれど、

「お客様に信頼される」そんな呉服屋ではありたい・・・と。

先日、あるお客様から頂いたお言葉。

「もしかしたら、私や社長の先祖は、江戸時代の田舎の村人だったかもね・・・」とも・・。

 

 

【楽庵 社長 ブログ】いいものは、美しい!!

 

 

IMG_0923江戸 手組の平田先生の「純国産糸 ぐんま200」を使った帯締め 3タイプ が、揃いました。

ここ最近、平田先生、体調が優れない…との事で心配していたのですが、やはり、その品物を見ると、魂の籠り方が感じられて、少し安心しています。

僕が、一番好きなのは「貝の口組 水引」という組み方なのですが、今回は発色がキレイな物を中心に揃えました。

最初の写真は「綾竹組」。素直に「美しいでしょ!」と、言いたい。

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着物もそうですが、本当に「澄んだ」キレイな色は、元の材料の糸が良くなければ絶対に出ません。

料理もそうだけど、材料・原料って、ごまかしが効かない…。

特に、薄色(料理で言えば、薄味)は、材料の善し悪しを素直に見せてしまうから…。

だから、楽庵は「平田先生」の帯締の中でも「純国産糸」を使ったものだけを取り扱わさせて頂いています。

色目もさることながら、締めたらわかる「その締め心地」は、手組の良さを更に引き立てるから・・・。

IMG_0929今回、初めて取り扱うのがこの「笹波組」のフォーマルタイプ。

秋からの婚礼シーズンなどの訪問着はもちろん、上質な無地感のお召しなどに合わせても…。

帯揚げは、もちろん「唐織」のキレイな色目をあわせて…。

締め心地は、お店に来て頂き、実際に触れてみて下さい!!

 

【楽庵 社長 ブログ】Arecore 7月号 新刊創刊ー楽庵も載ってます!

Arecole 7月号 新刊 が本日入荷しました。

今回の特集は、「夏の下着、どーする?」です。店頭にて、販売しておりますので、是非、ご来店の上お求め頂き、実践して下さい。

今年、きもの楽庵でも、夏だけでなく、4月から10月までをいかに涼しく着るか?がテーマです。
2月から、「小千谷の平麻の色襦袢」をお勧めしたところ、既に50点以上の販売実績があるほど、「涼しくて、自分で家で洗えて、ノーアイロン!」さらに、半襟もつけたまま洗えるが大評判になっています。

また、4年程前から、定番にしています「小千谷麻」の下着シリーズも、今年も好評です。

本麻の肌着・裾除・ステテコ・一部式スリップ・嘘つき半襦袢の5タイプがラインナップですが、中でも【本麻のステテコ】が毎年一番売れています。

今回、Alecoleにも、男物の下着として「きもの楽庵」が取り上げられていますので、是非、ご覧ください。