今年一番の成長株の着物男子「松尾さん」。
着物を着始めたのは、なんとたった三ヶ月前の2月下旬から・・・。
今日は、お初の「小千谷縮」。
自分の体に合わせた「別誂え」を着るのも、夏物着るのも・・・、すべてが「お初」!
最初は、「昔、親が仕立ててくれた大島風の紬」を持参されたのですが、どうにも寸法も合っていないし、角帯も「綿」だし、どうなる事やら?・・・と。(仲良くなった今だから言えるのですが・・・。)
僕は、男性には必ず言う事がありまして、
まず「男着物」にとって大事なのは「帯と履きもの」。
洋服でも良く言われるのと同じで、おしゃれな人は「ベルトと靴」にこだわる。
「着物」ならなおさらで、帯はかなめ!
(僕自身、修業時代に先輩に怒られて給料の半分位もつぎ込んだ角帯は約30年使ってもヘタレない。)
という事で、まずは、彼にもお願いして「角帯だけでも良いもの使いましょう。」と
本場筑前博多の「西村織物」の角帯だけは買って頂き、締めこなすようお願い・・・。
でも、本当に着物が好きになられて、毎週のように着物を着るように・・・、
DA・KA・RA成長も早い!
正直、3ヶ月目の気姿とは思えない「板につき方」でしょ。
あと、大事なのが「採寸」!
よく「仕立てが上手」という話が出るのですが、
僕はお客様に説明するのが「家を建てる」のと同じで、
生地=材料(木材)、採寸=設計、仕立て=大工さん なんですと。
住み良い良い家は、お客様のライフスタイルにあった設計図面が引ける「一級建築士」があってこそ。
(※ 写真を見て頂くと解ると思うのですが、
襟元はピッとしつつ上半身は楽な感じ、帯から下はキリりとすっきり・・・に!)
楽庵がこだわるのが、この採寸です。
今回は、ちょっと家で気軽に着たり、気持ちラフに見せたいときに抜群な「山繭 端兵児」で・・・。
この帯は、まず、家で寝転がっても背中に当たりだないし、
一日、着物で居て、ちょっと夜に、食事に行ったりするときに
帯だけ「楽でオシャレ」にするのに最適な1本なので、
アイテムに加えてもらいました。
兵児帯姿の着物を着こなすのって、結構難しいのですが、
この帯なら「すぐ熟練の着姿」が可能に!
でも、何より好きで真面目にしょっちゅう着るから板につく!
(今年一番の成長株!?頑張れ、着物男子!応援してます!)