【楽庵 社長 ブログ】Arecore 7月号 新刊創刊ー楽庵も載ってます!

Arecole 7月号 新刊 が本日入荷しました。

今回の特集は、「夏の下着、どーする?」です。店頭にて、販売しておりますので、是非、ご来店の上お求め頂き、実践して下さい。

今年、きもの楽庵でも、夏だけでなく、4月から10月までをいかに涼しく着るか?がテーマです。
2月から、「小千谷の平麻の色襦袢」をお勧めしたところ、既に50点以上の販売実績があるほど、「涼しくて、自分で家で洗えて、ノーアイロン!」さらに、半襟もつけたまま洗えるが大評判になっています。

また、4年程前から、定番にしています「小千谷麻」の下着シリーズも、今年も好評です。

本麻の肌着・裾除・ステテコ・一部式スリップ・嘘つき半襦袢の5タイプがラインナップですが、中でも【本麻のステテコ】が毎年一番売れています。

今回、Alecoleにも、男物の下着として「きもの楽庵」が取り上げられていますので、是非、ご覧ください。

 

 

呉服の日の“社長の「お宝」見せます。超レア物 『売らない』お話し会!!”

こんにちは、東村山の着物屋・きもの楽庵です。
先週の呉服の日に行われた、
“社長の「お宝」見せます。超レア物 『売らない』お話し会”の、
当日様子の一部をYouTubeにアップしましたのでお知らせします。
当日は平日にもかかわらず、熱心な方々にお越しいただき、社長の話しにも熱が入りました!!

ムービーカメラは固定でしたので、デジカメで撮影した違う角度の写真も掲載します。“熱気”がモニタ越しにも伝わります!!

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【楽庵 社長 ブログ】藤工房×きくちいま さんコラボの「和裁手ぬぐい」

これが、「藤工房×きくちいま さん」コラボの「和裁手ぬぐい」の実物!!

先日の浅草のきものカーニバルでも、ほぼ完売の品がコレ!前回のブログでご紹介しました「本ウコン染め風呂敷」と共に、藤工房さんが分けてくれました。

ジャーン!!

かわいい!!

そういえば、「うたい文句」でメジャー機能付きって書いてあったな・・・と。じゃってんで実験しました。

むっむっ・・・、

本当にピッタシじゃん。さすが〜。コレを持っていれば、尺差し無くても安心。さすが、仕立て屋さん製です!

 

 

【楽庵 社長 ブログ】自分色にきものを染める[無地染め編]

忙しさにかまけてブログアップ出来ていませんでした。色々お伝えしたくてネタ・写真はたまる一方なのに・・・、頑張ります。

さて、今日は、お客様から「古く黄ばんだ白生地が、箪笥から出て来たのですが、染め代っていくらですか?」というメール頂いたので、結構お問い合わせが多い事なので、お伝えしようと・・・。

まず、「無地染め」は、大きく分けて2種類あります。

「煮染」(浸染ともいいます)と「引き染め」です。
一般的に、皆さんが呉服屋さんや悉皆やさんに「染めをお願いする」という場合は、「煮染」です。

「煮染」は、お風呂位の温度の染料に生地を浸して染めるので、割と安価で染める事が出来ます。一方「引き染め」は、常温の染料を刷毛を使って、職人さんが手染めするもので、熱を加えないので、シルクの光沢を失わない利点があるものの「染め代」が、「煮染」に比べて、倍から3倍位かかります。

実は、私 児玉の母方の親戚は、今でも京都 丹後で白生地を織っており、その兄弟は、東京で数年前まで「白生地卸の問屋」を営んでおりました。

その叔父の代から、「無地染め(煮染)」は田端の「末広染工」の川添さん黄綬褒章受賞 東京都伝統工芸士 川添晴通)にお願いしております。

末広染工http://www.tokyo-senshoku.com/partner/member/suehiro/suehirosenko.html

無地染めでは、ピカイチの職人さんだと認識しています。その訳はといいますと・・・

僕が、お店を持たずにいわゆる「かつぎ屋」として仕事している頃は、いつも、職人さんのところに寄れるのは、夜の8時・9時頃なのですが、「末広」さんにその時間にお伺いすると、職人さんたちが、呉服屋さんや問屋さんから、預かって来た生地のチェックや札付けをされており・・・、本当に遅くまで仕事されるなあ・・・と。

染屋さんの一日は、大体ですが、朝から夕方までは染めの仕事をされ、夕方になると工場をキレイに掃除されて、そこから、昔よく見たクリーニング屋さんのバイク(後ろに大きな箱を載せたHONDAのスーパーカブ)に股がり、問屋さんや呉服屋さんに染め上がりを納めたり、新しくお願いされる生地を回収して来て、夜8時くらいから、染め替えや白生地に札付けなどの下処理をされる・・・といった感じです。

そして、僕が中でも驚いたのは、夕方の「末広さん」の工場はまるで

「京都の料理屋さんの厨房」のように床や機械が、本当に「なめられるくらい」にピカピカである事  です!

正直、ここまで、ピカピカに掃除する染屋さんは、僕の経験上は見た事がありません。

やはり、良い仕事しているところは「整然と凛としている」ものです。そして、当たり前の事かもしれませんが、キレイにされているので「染め色」に濁りが無いのが特徴です。

ありゃりゃ、「末広染工」さんの宣伝? という訳ではないのですが、僕は基本的に信頼できない仕事は預かりたくない思いがあり、それをお伝えしたくて・・・。

さて、「白生地」を染める件ですが・・・、

まず、白生地が古くなって黄ばんでいるというのは、

白生地を織ったときについている糊気が「黄変」している場合と、シルク自体の「酸化変色」の場合があります。

お客様がよく言われるのが、そうした場合「濃い色」に染めるとおっしゃられますが、「乱暴」な方法では、そうした染めも可能ですが、僕は「サラシ」といって生地を一度キレイにしてから染める事をおすすめします。(サラシというと「漂白」と思われる方もいますが、生地に負担をかけてしまうものではありません。くれぐれもお間違え無く・・・。)

サラシをしてから染めると、本当に濁りの無い本来の色にキレイに染まります。生地によりまして、染め代は異なりますが、ひとつに目安としまして・・・

白生地(三丈物) 染め代・・・12,000円〜、サラシ代・・・5,800円  になります。
他に紋糊をおいての「紋入り無地(一つ紋・三つ紋・五つ紋)」も可能です。ちなみに、白生地から紋糊を置いての「紋付き」は、後から抜染で紋をいれたものとは違い、「紋がキリッとして」格別のものです。

また古い着物の染め替えや色換えも可能ですので、ご相談ください。

最近、NETやチラシなどで、安価に染めるのも見かけますが、正直、僕の経験上、職人仕事の場合、あまり安価な場合は、それなりの仕事である事が多いように思います。

【楽庵 社長ブログ】福岡へ勉強に!

(櫛田神社にて)

久々の福岡です。

今年は、色々とチャレンジの年と行動しているのですが、浮羽というところに素晴らしい着物屋さんがあるので、勉強に来ました。

今年、「雪花絞り」などでいろいろお世話になっている藤井絞りの藤井社長と店長の澤田と僕と・・・。

浮羽は澤田店長の祖母の町という事もあり、やってきました。

レンタカーをかり、福岡空港から浮羽、湯布院とフルで動いて、夜、博多に戻ってきました。

宿の近くに、博多祇園祭りの聖地の「櫛田神社」がありましたのでスリーショットを。

感動の一日は、また、ご報告します。