【きもの楽庵】同じものは2つと無い墨流し染めの綿・綿麻着尺

昨年、お知り合いになり、小千谷や正絹の大島などでも染められるとのことで、
新しいオリジナルを作っていただこうと思っていたのですが、
そうこうしているうちに、今年のコロナ騒ぎで、
時間がかかってしまったのですが、
先日、落合の高橋先生の工房に小千谷縮の白生地を持って、
お邪魔してきました。

色々と作品を見せて頂き、その中で、浴衣地や綿麻に染めたものを少し仕入れしてきました。

元々、先代の頃は、引染めをされていたとのこと、高橋先生自身も、友禅染や墨流し染め、弟さんは、更紗などの型染めも出来るとのことで、何でも染められる工房なんです。

楽庵でお世話になっています金田先生もよくご存知で、金田先生が一番ビックリされていたのが、フリーハンドで、絹地に万筋を手描きで描かれるのにはびっくりされたとおっしゃられる鬼才の先生です。

こちらの左の墨流しなんか、何か龍が立ち昇るような雰囲気にすら見えます。

墨流しは、12mの水槽に染料を入れて作った模様を一発で染めるもので、
同じものも作れませんし、失敗は許せない染なんです。

今、小千谷の麻生地でオリジナルを染めていただいているので、
染め上がってまいりましたら、又、ご紹介させていただきます。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也

 

【きもの楽庵】ぽっくりのような形の新しい真綿入り草履「京履き」

このフォルムってあまりご覧になられたことが無いと思います。
まるで、舞妓さんの履かれる「ぽっくりのような形」で、
又、天面には真綿がたっぷり入ったとても可愛らしい形。
こちらの写真のものは、帆布の生地の台で、いろいろな色でお誂えできます。

のめりのような形で、ふっくらしていて・・・。

底面もこだわりのタンニンなめしの色底で・・・、


底色もいろいろなもので誂えできます。

こんな形だと、若いお嬢さんや振り袖などにもとても人気です。
洒落たお履物だとお着物を着るのもとても楽しくなると思います。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也

【きもの楽庵】お家でジャブジャブ洗える小千谷縮三つ紋付きの羽織

以前、私児玉が、小千谷の江戸小紋で染め抜きの五つ紋の羽織をお作りしたのをご覧になられたお客様が、あんまり気張らないで着れる
「三つ紋の小千谷縮みの江戸小紋の羽織」をお作りになられたいとのご要望で、
敢えて、白の抜き紋でパットしたイメージでなく、少し鼠がかった抜き紋で、
羽織をお作りになられました。

元々、薄鼠で織られた吉新織物さんの小千谷の麻地を使って、
又、極の徳川鮫の鮫小紋なので、青海波の地紋が袖~身頃~袖に
つながらないといけないので、紋位置に注意して、
紋糊を置いてもらい、江戸小紋を染めました。

紋の感じはこんな感じです。

あまりはっきりした白抜きではなく、元々の麻の鼠色なので、着やすいかと思います。紋の外輪と紋の間の無地場にもちゃんと江戸小紋の突彫りが入っています。


ちょっとしたフォーマルシーンや不祝儀などにも御召頂ける感じで良いんじゃないかと思います。

勿論小千谷ちぢみなので、汗をかいたら、お家でジャブジャブ洗えます!

【きもの楽庵】仕立て上がってお家で洗える正絹の「西陣経錦御召」

こちらの西陣御召も正絹なのに、お仕立て上がりのお着物の状態で、
お家で水で洗える着物になるんです。
最近、やはり、普段にお着物を御召しになりたいというお客様が多く、
その場合、やはり気になるのは「着物のお手入れ」で、
汚してしまったら…とか、食べ物などの匂いがついてしまったら…と考えると、
「正絹」の着物を着ることがつい億劫になってしまうもの。
でも、やはり、正絹の着心地や質感は好きなので着たいとおっしゃる方も
多いものです。

ですので、「正絹」でお仕立て上がったままでお家で
ジャブジャブ洗えるというのはとても魅力的で、
それならば、それこそ「焼き鳥屋」さんにも「焼肉屋」さんにも着ていけると、
皆さんおっしゃられます。

それが可能な西陣御召がこちらのものでして…、
柄の拡大写真がこちら…、

絹は、やっぱりしっとりして軽く、着心地もいいし、質感も最高です。
是非、こうした、仕立て上がったままで、お家でお洗濯出来るお着物を御召頂けると、着物を着るシーンが広がると思います。

 

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也

 

 

【きもの楽庵】仕立て上がってお家で洗える正絹の「刺子風御召」

生地の感じを拡大すると

この生地が、お家で洗濯機でジャブジャブ洗っても大丈夫な御召なんです。

こちらを気に入って頂いたお客様が、その前に、僕が大島紬で、女性の柄物の着物と半身でお着物作っていたのを知っていて、たまたま、裏返してみると、
こんな柄で・・・、

ならば、背中心のところで裏側を下前にして、角度で分かる半身にしたらカッコいいんでは?ということでお仕立てしました。
詳しくは動画をご覧頂くと分かるのですが・・・。

それでいて、お仕立てしたままで、お家の洗濯機でジャブジャブ洗える正絹のお着物なんです。