楽庵オリジナル お家の洗濯機でじゃぶじゃぶ洗える小千谷紬の「極鮫」江戸小紋

過日、小千谷の紬の広幅で、紳士物の江戸小紋を染めさせていただきました。

以前、女性物の小千谷紬でお染めした小千谷紬の江戸小紋をご覧頂いた男性のお客様が、紳士物で作りたいというご注文を頂き、作らせていただきました。

正直、きもの楽庵で頼りにさせていただいておりました小千谷の大新織物さんが廃業されてしまっていますので、生地探しから始めさせていただきました。

そして、生地を手に入れて、それを江戸小紋の職人さんの金田朝政先生に染めていただきました。

小千谷縮とは違う節のある紬の風合いがなんとも言えない風合いがいい感じです。

こちらも勿論、お仕立て上げたままお家でジャブジャブ洗っていただける物です。

そしてこの生地は、小千谷縮と同じような縮の縮加工をしてもらっているので、なんとも言えない風合いです。

以前、小千谷縮でお話ししたワインと同じように出来てから少し寝かせておいた方がいい風合いになると思います。

今回の小千谷の紬も降りたてなので、少し縮がきつい感じがしますが、真水で洗いをくり返して頂きますと、いい風合いに落ち着いてくるともいます。

最近は、やはり、お手入れ含めて自分でお家で洗えるものがとても人気があります。正直、生き洗いと呼ばれる着物の洗い方は、石油系溶剤半分と水半分で洗いので、やはり真水で洗ったほうが、いい風合いになっていきます。

材木なんかもそうですが、真水で洗った方が風合いは良く保たれます。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也

 

 

 

 

楽庵オリジナル 本革の3L・4Lの大きいサイズの履物

過日、足のサイズの大きなお客様からお履物のご注文があり、ウチ きもの楽庵に在庫であるのは、畳み表風のビニールのものしかなかったもので、こうした大きめのお客様のお履物も用意しておかなければと思い、3L・4Lのお履物を作らせていただきました。

靴のサイズで28,5cm・30cmといったサイズで、正直、型もないので、コルクも底の皮も手切りでないと作れないので、底革も耐久性があり、疲れないタンニン鞣しの底側で表はリザードの型押しの牛革で作らせていただきました。

これからの時代、お客様の身長も伸びていますし、こうした足のサイズも大きいといった需要も増えてくるかと思いましたもので、うちがオーダーメイドで履物を作ってもらっている草履屋さんにお願いして作らせていただきました。

お履物でお困りの方がいらっしゃいましたら、きもの楽庵にご相談いただけましたらと思います。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也

自分用に誂えて頂いた 人間国宝 甲田綏郎先生の「特上」精巧仙台平袴地

うちのお店楽庵では、自分が使ってみて良いものをなるべくお売りするように心がけています。

そして、そうしたことを説明する上でよくお客様にお話しするのが、自分が使ってもいないものを良いよ!と言って売るのは、料理屋さんで料理人さんが作ったものを味見もせずにお出ししているようなものだ!とお話ししています。

そんな中、楽庵でも人気のある人間国宝の甲田綏郎先生の袴も自分では今までそんなに高くないものを使っていました。

それでも、着用回数はゆうに3〜400回はきていますが、全くへたることなく、ピンとしてシワにもなりません。

そして、甲田さんの袴を仕立てていただいている京都の袴専門の仕立て屋さんにも、こうした良い袴生地は、生き洗いのような石油系の溶剤で洗ったら、ダメだよと言われていますが、生洗いするような状態には全くなっていません。

正直、最初に甲田さんの袴を作るときにも、せっかくならば『特上』で作りたいと思い、甲田さんの袴を手配してくれる京都の社長さんにお話しした所、「50代前半で特上はまだ早過ぎる(笑)」と言われ、普及品を使っていましたが、

先日、もうすぐ還暦にもなるし、『特上』をはいてみたいとお願いしていたところ、過日、やっと織上がって参りました。

『特上』の最大の特徴は、糸に糊けの無いものを使い、濡れぬきと言って、織るために糸にハリを持たせるように、水に濡らした糸で織るので、硬さもなく、ふっくらと地厚でねっとりした風合いが特徴です。

織り上がってきましたものがこんな感じの仙台平でも縞目があまり目立たない感じで、慶弔両用で使えそうな感じのものです。

縞目が目立たないように経糸に暈しを入れて織っていただいています。

まだ仕立てていませんが糊けの無い分シワになりにくいのではないかと思います。

これから仕立てるのが楽しみでしょうがありません。

また仕立て上がったら、着心地含めてお伝えさせていただきます。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也

 

意外な盲点 着崩れしない男着物 着付けのコツ タゴマリ編

きもの楽庵の YouTubeチャンネルでよくお話ししている「着崩れしない着物の着方」をご覧いただいて皆さんにも実践して頂いているのですが、意外とそのコツがご理解いただいていないので、そこのところを重点的に説明させていただきます。

まず、締まり良く苦しくないきもの楽庵オリジナルの無双の伊達締めで骨盤の凹みの位置でキチッと2回、からげるだけだけで止めます。

この無双の伊達締めで締めたら、必ず、襦袢の襟先を持って左右に引っ張り、そして一番重要なコツがこの伊達締めより下の足の方向にお腹辺りに余っている着物の生地を無双の伊達締めの下に引っ張ってお腹の周りをすっきりと襟まわりはピタッと体についている状態にすことがとても大事です。

これで一日着物を着ていて着崩れしなくなります。

たったこれだけですがとても重要なことです。

そして角帯もこの骨盤の凹んだ位置に締めます。

よく着物の本などにある腰骨の位置では高すぎてしまいます。

この位置の体の奥が昔よく言う「丹田」となります。

ここで結んでいると、胡座(あぐら)をかいたり、しゃがむなでと立ったり座ったりを繰り返しても帯が上がってきてしまうなどの気崩れがまったくおきません。

本当に簡単なことですが、伊達締めの下に余分な生地を引っ張っておく事と角帯の結ぶ位置はとても大事なコツです。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也

 

楽庵オリジナル 血赤の色変わりする小千谷縮が仕立て上がってまいりました。

血赤の角度によって玉虫色に色変わりする着物が上がって参りました。

経糸と緯糸の色を変えることによって色変わりする色気のある着物です。

うちでよくつけている洗える正絹の色の意識当て布も色気のる色でお作りしました。

紳士でも色気の有る素敵な着物です。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也