【きもの楽庵】江戸組の平先生の紳士のお洒落な直付け羽織紐「藤綾」

この羽織紐は、通常の羽織紐より細めで、小粋な着方の紳士や、体格がそんなに大きくない方や夏物に最適な羽織紐です。
組型は、藤の花がつながったような組み型です。

普通の直付けと並べるとこんな感じに細いのが分かると思います。

それと、この組の凄いのは、柔らかな手組みなのですが、
こんなふうにピンと曲がらない組み方なんです。これは、やはり、
糸質の良い純国産の絹糸と手組だからこんなことが起こるのです。

紳士の羽織の羽織紐は洋服のネクタイのようなもので、
お洒落のアクセントなので、こだわったものを使っていただきたいと
思います。

 

【楽庵 社長 ブログ】いいものは、美しい!!

 

 

IMG_0923江戸 手組の平田先生の「純国産糸 ぐんま200」を使った帯締め 3タイプ が、揃いました。

ここ最近、平田先生、体調が優れない…との事で心配していたのですが、やはり、その品物を見ると、魂の籠り方が感じられて、少し安心しています。

僕が、一番好きなのは「貝の口組 水引」という組み方なのですが、今回は発色がキレイな物を中心に揃えました。

最初の写真は「綾竹組」。素直に「美しいでしょ!」と、言いたい。

IMG_0922

 

着物もそうですが、本当に「澄んだ」キレイな色は、元の材料の糸が良くなければ絶対に出ません。

料理もそうだけど、材料・原料って、ごまかしが効かない…。

特に、薄色(料理で言えば、薄味)は、材料の善し悪しを素直に見せてしまうから…。

だから、楽庵は「平田先生」の帯締の中でも「純国産糸」を使ったものだけを取り扱わさせて頂いています。

色目もさることながら、締めたらわかる「その締め心地」は、手組の良さを更に引き立てるから・・・。

IMG_0929今回、初めて取り扱うのがこの「笹波組」のフォーマルタイプ。

秋からの婚礼シーズンなどの訪問着はもちろん、上質な無地感のお召しなどに合わせても…。

帯揚げは、もちろん「唐織」のキレイな色目をあわせて…。

締め心地は、お店に来て頂き、実際に触れてみて下さい!!