新しい雪駄を下ろす前にしておくと 長持ちするお手入れ方法

本畳の雪駄はもちろん、少し丈夫な竹網代の雪駄でも有効な僕が自分でしてきた方法です。

御用意頂くのは、木工用ボンドで有名なコニシさんのもの。

こちらを水で解いて2倍希釈ぐらいにしてもらって、痛みやすい雪駄のヘリに塗っておくと丈夫になります。

これを乾いたら塗るということを繰り返すと、かなり丈夫になります。

これは新品で下ろす前にやっていただいても良いですし、すでにお使い頂いている雪駄でも試していただきたいと思います。

通女お使いいただいている雪駄は、鼻緒をのところに厚紙を丸めて、入れておくといつも最初のように吐きやすく保管できます。

保管は箱にむき出しで入れておくのが良いと思います。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也

 

 

 

裾捌き良く着やすい 型染めの綿縮み

小千谷にある「紺仁(こんに)」さんが作る長板中型の型染をした綿縮みのもので、手軽に本格派の染めを楽しめる物です。

染めは全て長板の和紙の型紙を使った手染めで、生地は裾捌きの良い縮みになっています。

顔料で染めているのでパリッとした風合いでサラサラしているので長いシーズンお召しいただけます。

盛夏(7・8月)を除いて一年中お召しいただけます。

そんなには大量生産していないので、ぜひお試しいただけるとよろしいのでは無いかと存じます

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也

 

新作!男物の綿縮みが出来上がってまいりました!

新作の麺縮みが上がってまいりました。

木綿のものって、平地とかですと裾さばきが悪く、着づらくなることが多いものです。

そんな理由で、楽庵では小千谷縮の様に縮加工したものや楊柳地のものをお勧めしています。

今回の綿縮は、唐山地の物で、綿の糸と縮まない糸を交互に織ってあり、水入れすると、この糸のおかげでシボ立ちするのです。

その風合いが縮のようで、肌付きしにくく、裾捌きもよくなるのです。

なので、小千谷麻より安価に縮の風合いを感じられるものとして重宝なものです。

今回は前回の反物幅1尺2ぶより広く、紳士物として、1尺7から8分の反物幅あるので裄も充分取れますので、重宝だと思います。

きもの楽庵は、多分日本一の品揃えの呉服屋だと思いますので、是非とも実際の生地に触れにお越しくださいませ。

分析ーきもの楽庵 代表 児玉哲也