【きもの楽庵】着物の長期保管に便利な「着物キーパー」

「きものキーパー」って、最初は、そんなに重視はしていなかったんです。

こんなものに入れておく人って、着物をあまり着ない方なんじゃないかって偏見を持っていたのですが、東日本大地震のときに、コレに入れていたために、着物があまり被害に合わずに済んだと言う話を、東北の呉服屋さんからお聞きしてから、意外と効果あるんだなあ・・・と思ったり、
また、ちゃんとした桐箪笥がない方や、
振袖や喪服などめったに着ない着物は、コレを使うこともありかなって思い始めて、定番で置くようになりました。

たとう紙に入れたお着物を、そのまま、このパックに入れて、
出し入れも自由にできるので、よく、クリーニング屋さんなんかでやっている
窒素充填みたいに、一度っきりじゃない点もなかなか良いんじゃないかって
思うんです。

普段のよく着る着物は別として、滅多に着ない着物で、生地が縮緬などで湿気に弱いものや、喪服など、染料が栄養たっぷりでカビやすいお着物などは、
お使いになられると便利じゃないかって・・・。

僕なんかは頻繁に着るので、たとう紙も入れずに、じゃんじゃん着ていますが、
大事にしまっておくものには良いのかと・・・。

【きもの楽庵】大事なお草履を長持ちさせる便利グッズ

コレって何でしょう??

実は、お草履のつま先が減ってしまうくせのある歩き方の方って
いらっしゃるとおもうのです。

そういう場合に、お草履の底の爪先部分に、コレをつけておくとすり減るのが
軽減できたり、すでにすり減ってしまった底革につけると、
草履本体の革がすり減らないようにする便利グッズです。

なかなかのアイデア商品ですよね!

お草履の巻き本体を傷つける前に、こうした対策をしておくと
長持ちして履けます。

【きもの楽庵】着物をお召し頂いた後には、「着物専用ブラシ」で!

柄は木製で、天然豚毛の和装用「着物専用」ブラシ!!

お着物の着用後は、着物ハンガーに着物をかけて、湿気を取り、このブラシで
ホコリや花粉などをとってあげたいものです。

最近は、特に大陸から「黄砂」が吹くこともあり、特にコートなど、一日着ているだけで、お家に帰って、裾の折り返しを広げてみると埃で、
色が変わっていることも・・・。

よく、プラスティックのものや、化繊の植毛されているブラシもありますが、
デリケートな絹や天然繊維のお着物の生地を痛めてしまったり、
ブラッシングでかえって、静電気を起こしてホコリを吸着させやすくなるので、
なるべく天然素材のものが「お着物」には、よろしいかと思います。

大切なお着物を長くお使いいただくためにも、着物ブラシのブラッシングを心がけると、着用後の汚れやシミも早く発見できますので、必ず、習慣にされると良いと思います。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也