こちらは、ヘチマを圧縮した帯板です。
ここのところ、人気のヘチマの帯枕に合わせて、この「ヘチマの帯板」も大人気です。
ヘチマ類の小物というと、夏物の時にだけ使うと思われると思いますが、
女性の着物の帯枕の下や、お腹周りの帯の下は一年中蒸れるものですので、
皆さん、一年中、こちらを愛用されています。
中は見えないのですが、天然ヘチマを圧縮して、外側をさらっとした綿でキルトしてあります。
そして、楽庵では、ベルト付きをおすすめしています。
と申しますのも、着物を着終わってすぐに帯板をすることにより、
帯と着物の間に、結界(けっかい)を作ることにより、帯を湿気から守る意味と、
着物痛の方は意外と、着物と帯の色が反対色のハイコントラストな着方をされることが多く、その場合、よく起こるのが、薄色の着物に濃い色の帯を締めると、
汗で湿気て蒸れることにより、色落ちが生じたり、擦れて色移りが
起きやすくなるので、それを防止するために「ベルト付きのヘチマ帯板」で
結界を作るのです。
こちらの商品は、日本製でしっかりした作りなので、押し洗いも出来ますので、
本当に便利です。
文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也