【きもの楽庵】楽庵オリジナルの本藍染の紐足袋

コチラが、足袋の原型である「紐足袋」です。
コハゼが発明される前は、こうした紐で結ぶ足袋でした。

楽庵が、この足袋を扱う理由は、まず、カッコいいから!
そして、普通の足袋の10倍は持つ、丈夫な足袋であることと、
「本藍染」なので、足が蒸れなくて、水虫にならないし、消臭効果もあるから
なのです。
この紐足袋の底裏は「石底」という頑丈なもので、見た目はこんな感じです。

今から、20年ほど前にこの足袋出会って、試しに私が履いたところ、
とても快適だったもので、それ以来、紳士物として、定番化したのです。

足袋が上手くピッタリ行かなかったお客様も、甲のところで生地を重ねて紐で結ぶので、甲が高い方や逆に低く薄い足の方にも、くるぶしが太い方や細くて通常の足袋だとガバガバでコハゼが外れやすい方にも、オールラウンドに対応できるため、かなり高評価を頂いております。

ところが、すると、女性のお客様が、なぜ女性物も作らないのか?と言われて、
女性も、こんな足袋履きたいのかと思うと、かなりの方が興味を示されたので、
今は22cmから作っています。

はじめは、底裏も白だったのですが、丈夫で長持ちする分、底の汚れが取れなくなり目立ってしまうので、今では黒に染めた裏地を使っています。

 

甲で生地を重ねるので、足を入れる口はこんな感じに広いです。

この紐足袋は、非常に人気があり、全国からお問い合わせ頂いておりますので、
ご興味のある方はメッセージ頂けましたら…と存じます。

文責ーきもの楽庵 代表 児玉哲也